この時期高校3年生の緊張感とモチベーションが一気に高まってくるので、「直前期の1ヶ月は3ヶ月分の価値がある」とかいう応援のセリフも多少の効果があるんですが、世の中の高校3年生全員がそういう救いの言葉に枯渇しているかというとそうでもありません。
なかには、大学受験でそんなに気が抜けてて大丈夫か?と心配になる人もいます。
もちろん、学歴が高いほど人生が幸せになるわけでもないし、受験以外にも若い人が登ることができる山はいくらでもあります。
ちょうど今日は高校サッカーの決勝戦があり、白熱したPK線が繰り広げられておりましたが、スポーツ方面で頑張る人もいるでしょう。
でも普通科進学校にいる皆さんは、受験勉強を一生懸命やるしか18歳の時点では道はないはず。
ご両親にお金を払ってもらって塾通いしている人は尚更です。
・・・が、こんな考え方はもはや平成のオッサンなのか、わりと若い人は自分の人生の大局観を持たないし、保護者のかたの勉強に対する考え方も色々あるようです。
そもそも私たちをとりまく社会全体が行き場を失っているので、がむしゃらにどこかを目指して進んでいくことが難しい時代なのかもしれません。
それでも少なくとも18歳の諸君は、5年後の自分をある程度想像しておかないと社会が激変したときに対応できなくなりますよ。今は就職は売り手市場ですが、社会が変化すればたった1〜2年で一気に買い手市場になりますからね。
想像があたるかどうかはどうでもいいんです。想像して、それにむけて行動しなさいよということです。