10代の若者がプライベートを捨てて何かにエネルギーを注ぐ姿は心をうちますね。私みたいな32のオッサンが仕事に全てを捧げても誰も感動しませんからね。
しかし私はそんな心をうつ甲子園をみたみなさんに受験がいかに素晴らしいかを伝えたい。
まず、勉強は誰でもできる気軽なものであるという点。スポーツで結果を出そうと思ったらそれなりに出費が必要ですが勉強は参考書を5万円分も買えばトップクラスを狙えます。
次に、個人種目である点。団体種目は自分がよくてもチームメンバーに恵まれなかったらどうしようもないし、逆にチームメンバーが凄すぎて試合に出られないというのもない。
最後に、他人との競争にみえて実は競争ではない点。たしかに一定の合格枠を争うのですが、合格最低点をとるかどうかというのは自分がどれだけ努力したかでほとんど決まります。ここ数年は私大の合格者減で競争感はありますが、それでもやることをやれば受かることに変わりはない。相手チームが日本中から優秀な選手をスカウトしまくってできた最強軍団でハナから勝ち目がないとかありません。
甲子園に出場するような能力の高い選手でさえ寮生活で野球漬けの生活を送っているのですから、進学校にいる高校生は2年間でも3年間でも、自分の決めた期間を勉強漬けにして合格を目指しましょうよ。どこの大学いくにも学費がほとんど変わらないなら、少しでも賢いやつの集まるところにいったほうがお得でしょ!