昆虫博士志望の娘のために、岐阜城ふもとにある名和昆虫博物館にいってきました。
この博物館、名前のとおり「名和さん」が作った私設の博物館です。
充実した展示でした。昆虫図鑑をみている感じがします。
私が一番気に入ったのは、↑これ。
フクロウチョウという名前なんですが、たくさんのフクロウがこちらを見つめているような気がしてきます。
フクロウチョウが進化の過程で徐々にこの模様を獲得してきており、しかもフクロウチョウ自身は自分がどういう柄をしているのか知らないというのが面白い!
突然変異の繰り返しで模様が変化して、最も捕食される可能性が低い模様として今にいたっている。その生存競争の物語が、この模様に詰まっています。
フクロウチョウの次に気に入ったのはこれ。虫取り網の展示(購入可能)です。
短くて1.5m、長いと6mもの長さなのだそう。
こんなに長い網をつかって昆虫採集するんですね。知りませんでした。