月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

2022年体験記【名古屋大学経済学部】(南山高校女子部卒)

南女から名大経済の受験です。

 

私は高3の夏休み前に相伝学舎に入塾しました。元々、コツコツやることが苦手だったので、自習重視の塾で上手くやっていけるか心配でした。しかし、先生がやるべきことを明確に示してくださったおかげで、それをやるだけで、数学も苦手だった英語も着々と成績が上がっていき、感動しました。

また、私は名大の推薦も受けており、推薦の合格発表の日まで二次の勉強を十分にしていなかったので、不合格だったと分かったときとても焦りました。しかし、先生がそれまでに基礎を固めてくださっていた上、その後の10日間で素晴らしいサポートをしてくださったおかげで、なんとか間に合わせることができました。私は、相伝学舎に入ったことで、合格を確実につかみとれたと思っています。本当にありがとうございました。

 

数学は入塾時から学力が高かったんですが解法暗記にムラがあったので、そこを均一にならして二次の数学(500点満点)で差をつける(他の受験生より150点は多くとれると予想)という作戦が良いと考えました。ファクシミリの原理、斜交平面の考え、座標平面で積極的にベクトルを使うこと、連立漸化式の解き方、確率漸化式、ガウス記号の処理など、細かくて難しいところまで全部教えきりました。名大の二次の文系数学は3問中半分(0完3半)解ければ合格と言われていますが、2完1半まではいけるだろう予想していました。蓋を開けてみると3完でした。恐ろしすぎるw

体験記にもあるとおり、前期入試より以前に実施される共通テストを課す推薦入試を受験していて、共通の得点がまあまあ良かったので普通に受かると思っていたんですが結果を聞いて私もちょっと焦りました。でも12月までの時点で数学も英語も二次の合格点レベルまでは達していたので、最後ケーキにホイップクリームのせて仕上げる感じで、数学は「ハイレベル数学IAIIB完全攻略」「合格る確率(の後ろのむずいやつ)」に取り組んでもらいました。

英語のほうは説明しがたいんですが和訳演習を通して文法に気をつけながら読む方法を教えつつも、文法をあまり細く強調しすぎずにもともと持っていた英語の読解センスといい感じに合わさるようなイメージで教えました。パスタ作るときの乳化みたいなイメージというか・・・。英語の読解センスがない場合は文法ガチガチで教えていかないといけないんですが、それなりに読める場合は「なんとなく読み」と「文法読み」のハイブリッドがいいですね。

私立中高一貫校は学校によって学力が違うのはもちろん、学生がもつ素質も人によって様々です。良い素質がある場合はそれを殺さないように、あんまり強く「あれやれこれやれ」と言わないようにします。素材の良さを活かした指導がハマったということで!

 

f:id:sodeng:20220409191920p:plain

 

大学受験 相伝学舎 (清須校舎、桜山校舎)
http://www.sodeng.jp