月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

うっかりミスなんてない

仕事柄、テスト結果にたいして

「もったいないミスがなければ・・・」

という嘆き?をよく聞きます。

計算ミスがなければ80点だったテストが、しょうもない間違いで60点くらいに落ち着いてしまったときに「本当は80点の実力がある」とお考えなのだと思います。

そんなわけないでしょ!

おたくのお子さんの実力は、計算ミス込みの60点です!

計算ミスや問題文の読解ミスがなくて80点の子とは、20点分の実力差があるんです!

なぜ計算ミスが生じるのか考えてみてください。

たとえば高校1年生くらいなら、中1で習う一次方程式の問題を50問解いたとしても計算ミスはあったとしても1問くらいでしょう。一方で、中1の子が50問解いたらミスは3〜10問くらいになるはずです。

計算ミスというのは、自分にとって簡単な問題ほど少なく、難しい問題ほど増えます。

計算ミスがあるということは計算処理が不正確なのはもちろんあるんですが、その問題が自分にとって難しい問題だということです。

当然、同じ問題を5回、10回と繰り返すうちに頭を使わないと処理できなかったものがいつしか無意識で手が動くようになります。そのときその問題は「簡単な問題」になり、計算ミスも減ります。

「うっかりミス」だとか言って問題を矮小化しているうちは、自分の勉強量不足に気づけません。ちゃんと現実を見ましょう。

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