月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

問題意識持てよ

内職内職、これはずっと発信し続けていくと思いますが、内職が直接的に学力につながることももちろん、高校生が自分のことについて問題意識をもっていないということを警鐘したい。

16年も生きた人間の考え方が私に変えられるはずもなく、変えたい欲求もありませんが、私が発信し続けていると中には自分で色々考えて変身をするやつもいるので、発信する価値は少なからずあります。なので今日も書きます。

大学進学で人生の打ち出し角度と初速度はだいたい決まります。高校進学ではそこまで変わりません。そういうことを分かっていながら、自分の人生を変えうる勉強にたいして自分で決めないのは自分の人生を捨てたも同然です。考えない、決めない、というのはひたすらラクですから、多くの高校生はそうなります。

それに対して意思決定というのはかなりのエネルギーを要するし、それが大多数とは異なる場合にはなおさら。いくら私が「自習が一番」とブログでも授業でも主張しても、学校で内職したら先生に怒られ、同級生に「なんでお前補習でないの?」みたいなことを言われながら、それでも自習を続けられるのは勇気を要します。

私はそういう生徒には敬意を表したい。世の中は「みんなはこう思っているけど、実は違うじゃん」という誰かの発見によって、少しづつ豊かになります。「太陽動いてなくね?地球が動いてるんじゃね?」と言う気づきがあってもそれを言い出すのはたぶん怖い。でも怖くても自分を信じることのほうが恐怖より勝るという人がこれまで何人もいたおかげて、今の我々の生活があります。

自分の信じた道を最後まで進み続けられる生徒がいるというのは、嬉しい。今の私は目の前の生徒の人生を変える手伝いしかできませんが、10年後はきっと卒業生たちがどこかで世の中を変えているでしょう。いいですね〜。

清須市の大学受験 相伝学舎
http://www.sodeng.jp