数学を勉強する手順として
1.解答例をノートに写す
2.自分で解いてみる
3.またノートに写す
というものを教えています。
多くの高校生はこの手順のうち1を飛ばしています。そうではなく、問題を解く前にどんどん写しましょう。写しながら「へぇ〜、こうやって解くんだ」と理解して、それを再現すればいいです。
問題を解くのではなく、解答の流れを暗記するのです。
数学の問題は考えたら解けるものだ、などと思わないでください。
解き方を覚えているから解けるのだし、解いたことがない問題でもどこに着目して考えたら良いか(立体図形は対称面で切る、2変数関数は1文字固定、確率漸化式は推移図を描く・・・など)を覚えているから解けるのです。
塾生に関しては平均的には4-5題程度を課題として与えていますが、しっかり覚えてきている人とそうでない人は毎回同じです。
毎回の4-5題くらい、かるく覚えてきてもらわないとちょっと話になりません。
頑張って下さい。