月刊木村:清須市で営む塾での日々

相伝学舎という塾を経営しています。好奇心の格差時代に、大学受験を通じた成功体験の場を提供することが使命です。

勉強方法

計算速っ!

中学生クラスで数学の問題を解かせるとダントツに計算の速い生徒がいまして、他の二人の1.5倍から2倍くらいでどんどん問題を進めてしまいます。 しかも、その速い計算は暗算! 解いてもらった問題を採点するときに計算過程が明らかに少なく、かといって計算…

数IIの三角関数で待ち構えている落とし穴

そろそろ数IIの三角関数に取りかかっている高校生も多いのではないでしょうか。数Iでsin,cos,tanという高校生らしくなじみの薄い記号になれたところで、数IIでは弧度法というあたらしい角度表記が出現します。 数IIの三角関数自体はそこまで難しいものではな…

授業で知識を吸収する量が違います

高2の英語の授業は、 最初の10分:テーマとなる文法を説明 次の90分:和訳問題を生徒が解く 最後の10分:和訳の考え方の説明 という、2時間の授業で最初と最後の20分しか説明しない授業で極悪ボッタクリなわけですが、授業の前後での説明はホワイトボードに…

「効く」数学の勉強をベンチプレスで考える

私は日々、高校生になって数学とくに二次関数が分からなくなってしまう原因と解決策を考えているようなところがありまして、その多くは中学校の数学と高校の数学を同じものと勘違いしてしまうことが原因であることが分かっているんですが、細かくわけるとそ…

高校生に入って英語が苦手になった、偏差値があがらない理由とその対策

たびたびblogで説明しているとおり、中学生の英語と高校生の英語は別物です。中学生時代に成績が5であっても高校になって全統の偏差値が50に満たない、進研で55に満たない、ということは珍しいことではありません。 入塾段階で生徒の英語力は大きくわけて2パ…

英文解釈は諦めずに出来るようになるまで続けろ

英語の授業で「to不定詞の形容詞・名詞・副詞の判別」をしていて思ったのですが、この判別って関連事項を覚えてしまえば簡単なんですけど、それを覚えるまでが大変なんですよね。どういうことかというと、to不定詞の判別を理解するには5文型(SV, SVC, SVO, …

塾で手に入るもの2 オーダーメイドの最初の一歩

ネットであふれている「効率的な勉強方法」や「定番の参考書」は、調べればすぐに出てきます。 大学受験というのは、やるべき参考書とそれをどう取り組むかというのはずっと昔からだいたい決まっています。そのなかで宗派みたいなものがありますから、速単派…

塾で手に入るもの1 勉強方法

塾や予備校の存在意義が何かが分からない人がいると思いますので、そういう人に説明します。 生徒に提供しているのは大きく2つあり、1つめは英語と数学が得意になるような勉強方法を教えること、2つめは生徒それぞれの第一志望校に合格するために必要なこと…

模試は素点を見るな

模試結果を持ってきてくれた生徒が「英語が下がっている」と言っていました。普段、英語の授業でみている限り英語の学力は一山越えて踊り場にいる様子ではあるものの、学力が下がるような勉強はやっていないので、下がっているというのは何かの間違いだろう…

英語の基礎は、単語と文法を覚えることではない

数学の基礎が「簡単な問題を解けること」と勘違いされているのと同じように、英語もまた基礎に関する勘違いがあります。それは「単語と文法を覚えて、長文問題に取り組む」ということです。これは明らかな勘違いです。 この勘違いもまた、中学時代の勉強習慣…

数学の基礎は、簡単な問題が解けることではない

数学は基礎から始めろ、という言葉は聞き覚えがあるかもしれません。基礎って何でしょうか。基礎を「簡単な問題を解けること」と定義とするなら、青チャートではなく白チャートからやり始めれば良いということになります。もしくは、教科書傍用問題集のA問題…

一番前の席で内職をする方法

自分の勉強に自信がある生徒は高校の授業中もバンバン内職をしていることと思います。しかし席替えによっては不運にも一番前の席になってしまうこともあるでしょう。そんなときにどう内職をすべきかを教えます。 それは・・・普通に内職するだけ。 なんのひねり…

数学は予習より復習が大事

スパルタ高校所属の高校生のみなさん、どの科目の先生も「予習をやって、復習をしっかりやれば大丈夫です」って言うけど全科目そんなことやってる時間ないわ!って思いませんか? 英語の先生なら英語のことしか興味がないし、国語の先生なら国語のことしか興…

大手予備校で結果がでる人、でない人

高校生が大学受験勉強を始めるとき、周りの友達よりもよい大学に合格したいと思えば学校外での勉強を検討するのが自然ですが、学校外の勉強には選択肢がいくつかあります。 そのなかでも大手予備校(河合塾、駿台、代ゼミなど)は最も検討されやすい選択肢で…

高校3年生は夏のうちにさっさと赤本を解け

塾の高校3年生たちには「志望校の過去問題は今のうちに一通り解いてみること」と伝えています。もちろんまだ国立の二次試験などはとうてい解ききれるものではないと思いますが、それでもさっさと解いてしまうべきです。普通に高校生活を過ごしているとこの意…

高校2年生になってますます数学ができない

高校2年生で「そろそろ大学受験にむけて切り替えるぞ!」と思って苦手な数学の勉強時間を増やしたけど、数学が出来る感じがしてこないという人がいると思います。 腰を入れて勉強をした分野が、学校の定期テストの範囲になっていませんか? それだと高い確率…

高校生になって数学が思うように解けない

この時期、高校一年生は中間テスト、期末テストが終わって、数学が中学時代と同様にはいかないと気づいた生徒も多いのではないでしょうか。中学時代と同じくらいやっているのに不思議だと思っているかもしれません。そういう人にたいする答えは、中学時代の6…

同じ参考書を繰り返す

1回やり終えた参考書をもう一度やり直すと新しい発見があります。 2回やり終えた参考書をもう一度やり直すと、また新しい発見があります。 参考書は選んだ一冊を何度もやるほうが、どんどん新しい参考書にとりくむよりも多くのことを学べると私は考えていま…

多読用の参考書が必要ですか?

ある生徒が「学校の先生が、『入試は初見の英語を読むのだから、初見の英語をよむための勉強をしたほうがよい』と言って、参考書を紹介してくれたのですが、必要ですか?」と質問してきました。 「不要」と答えました。 「初見の英語を読む練習をしろ」とい…

志望校に関するアドバイスのしかた

志望できる大学が多岐にわたる大学受験では、どこを目指そうかというのが一つのテーマになります。塾で教えている生徒は、入塾前から明確に目標をもっている生徒もいれば、そうではない生徒もいます。 目標あってこその努力だと思うので、まずは志望校を明確…

過去問題をそろえる

高3クラスでセンター試験の過去問題をまとめて購入することにしました。 受験予定の科目は全部買え! と指示しています。 センター試験は問題が特殊なのでまじめに高得点を狙おうとしたら過去問題の演習が必要です。河合塾の過去問題は各科目とも25-30回分と…

公式を覚えない数学

数学を教えるときに気をつけているのは、公式はできるだけ暗記させずにその作り方や意味を覚えてもらうということです。 教科書の例題レベルであれば公式に数字を当てはめるだけで解ける問題が多いのですが、問題のレベルが教科書例題→章末問題→青チャート例…

受験生はシャーペンにこだわれ

以前読んだ本(「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方 佐藤亮子)で、「勉強において文房具は重要。自分にあったものを吟味すべき」と書いてあってその通りだなと思ったので、シャーペンをこつこつ買ってみて比較していました。 私は高校生のころ…

センター試験の英語を時間内に終わらせるには

高校生3年生のみなさんはセンター試験対策には忙しい日々を送っていることでしょう。 センターの英語といえば大問4,5,6の長文の分量が多いのですが、みなさん80分で解き終わりますか? ギリギリという生徒は目安として大問1〜3までを20分程度、4〜6で60分程…

数学で基本的な例題を何度も繰り返す効果

数学で同じ問題を何度も繰り返して演習することに効果があるのはなぜでしょうか。 2回も解けば解法を暗記できるからそれで良いのではと思う人も多いでしょう。しかし3回目、4回目に一見同じような計算をしていても実は少しずつ数学のエネルギーが蓄えられて…

英文を読解しない技術

センター試験を控えた高校3年生は今の時期センター対策を頑張っていると思います。 私の塾では英語はとにかく精読にこだわり、徹底的に論理的に読む訓練をするのですが実はセンター試験ではいかに「読まないか」がポイントになることがあります。さらに「読…

英語を読むコツ?

受験生によっては英文読解に不安を覚えたときに小手先のテクニックに走ってしまう人もいます。 パラグラフリーディング、ロジカルリーディング、なんちゃらリーディングなどなど・・・ 私はこういう小手先のテクニックが大嫌いというか、努力せずに何かを得よう…

「高校についていく」という発想が間違い

一宮高校の授業についていけるだろうか?五条は?西春は? という風に、学校についていけるかという発想、これは私も中3くらいのときにみんなと同じように考えたことがありますが、これは間違いです。 「ついていく」という風に考えた時点で大した結果は出せ…

英語における「長文」というジャンルの不思議

最近、おかしいなと気づいたのは英語における「長文」というジャンルです。 「長文ができない」「長文が苦手」とか何なんでしょうか? よく考えたらおかしくないですか?長文ってただ単に短い文章がたくさんあるだけですよ。私のブログには2000文字くらいの…

最初から自分で工夫するのは非効率

自分で考えて行動するのは何事においても大切ですが受験勉強に限ってはあまり良いことではありません。時間制約のある競争なので、ゼロから自分らしくやっていてはどんなに推進力があっても非効率から抜け出せず学力が伸びきる前に時間ぎれです。学校の授業…